三毛猫ホームズの最後の審判

長編推理小説

カッパ・ノベルス

赤川次郎

2000年1月31日

光文社

838円(税込)

小説・エッセイ / 新書

片山晴美は、旧友の桜井恵利から突然呼び出され、会ったとたん「1999年12月31日から、2000年1月1日になる瞬間に、この世の終りが来る」と言われた。恵利の顔から表情が消え、目はうつろだった。一方、片山義太郎は、高速道路の下を車で走行中、タクシーが降ってくるところを目撃!奇跡的に助かった乗客の人気TVキャスター・立野里枝は、「運転手は、“天の声だっ!終りが来たっ”と叫んでカーブに突っ込んだ」と証言。続発する“この世の終り”怪事件。それらの背後に不気味に潜む“教祖様”に、おなじみ三毛猫ホームズ一行が迫る、シリーズ第36弾傑作。

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