雄呂血

長編伝奇小説

カッパ・ノベルス

富樫倫太郎

2000年4月25日

光文社

1,571円(税込)

小説・エッセイ / 新書

「この子は神の恩寵によって4つの天運に恵まれることであろう…」-一族の悲願を成就する素質と天運を持って生まれた少年・雄呂血。平安時代末期、紀伊・大和の山奥に隠棲する彼ら一族は何者なのか。そして、雄呂血が成就すべき悲願とは!?秘宝・天日槍を擁し、朝廷を裏から支配する百済の三魔人。死期が近いとされた鳥羽法皇は、彼らに戦いを挑もうとする。動乱の渦中、雄呂血は使命を果たせるのか!?伝奇小説新時代を拓いた期待のニュー・カマー、富樫倫太郎が描く日本史の巨大迷宮。問答無用の1500枚。

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