血のピアス

長編モダン・ホラー小説

光文社文庫

竹河聖

1991年2月1日

光文社

512円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

美しい白大理石の上で、全裸の若い女が死んでいた。心臓と性器とを抉りとられているのに、なぜか流れ出た血の量は少なかった…。数日後、フリーターの笠原緋沙子は、美貌の白人女・ウラに声をかけられた。氷原のように白い肌を持つウラは、トランシルバニアが故郷だという…。ホラー・クイーンが美しき吸血鬼を描く傑作。

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