黒い墜落機(ファントム)

長編推理小説

光文社文庫

森村誠一

1991年10月1日

光文社

576円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

極秘訓練中の自衛隊機が、南アルプス山中に墜落した。付近には廃村同様の集落“風巣”しかない。自衛隊はこの事故を公表せず、密かに精鋭のレインジャー部隊を送りこんだ。目的は機体の撤収と全村虐殺である。その黒い陰謀に気づいた民宿経営者・反町は、恋人と村を守るべく、武器もなく立ち向かった。自衛隊の持つもう一つの顔を暴く、政治小説問題作。

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