鬼がつくった国・日本(にっぽん)

歴史を動かしてきた「闇」の力とは

知恵の森文庫

小松和彦 / 内藤正敏

1991年11月30日

光文社

544円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

「鬼」とは、占い師、山伏、流人など、権力に屈し社会の周辺に排除された者たちをいう。だが、彼らこそが、恐るべき情報と情念をもって日本文化の基層を形成したのだ。歴史の転換期に、巨大な情報網を利用し、彼らは、「闇」の力を発揮する。隠蔽された「負」の歴史に焦点をあてた本書は、歴史的な変貌をとげる現代に、新たな「鬼」の出没さえ予感させる。

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