まぼろし砂絵
なめくじ長屋捕物さわぎ 連作時代本格推理
光文社文庫
都筑道夫
1992年2月29日
光文社
586円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
神田明神の祭礼があと10日後に迫った日、山車の人形が盗まれた。牛若丸が退治した熊坂長範を象った人形で安価な代物ではない。誰がなぜ盗み出したのか?「こりゃ大ごとだ」。なめくじ長屋の住人たちが犯人さがしにのりだした。つづいて密室の土蔵で人殺し事件が起こったりして…。江戸風俗を背景に幻想と怪奇が交錯するなか、砂絵センセーの名推理が次々と展開。
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