幻の悪魔
検事霧島三郎シリーズ 長編推理小説
光文社文庫
高木彬光
1993年3月31日
光文社
533円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
弁護士事務所を訪れた男が、応接間で殺された。その男の所持品には、なぜかスペードのカードが…。捜査により、殺された平田五郎は悪名高き詐欺師であることが判明。また、平田の相棒で、胸にトランプの刺青のある杉山勝枝が容疑者として浮上してくる。さらに、戦後の混乱期の事件との関連も取り沙汰されて…。思わぬ方向に展開する事件に検事・霧島三郎が挑む。
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