敵対的買収

長編企業小説

光文社文庫

清水一行

1993年5月31日

光文社

641円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

中堅の精密機械メーカー・協和精工の株が、密かに買収されていた。同族会社の経営陣は、事態の重大さに気づかない。彼らの前に立ちはだかるのは、“買収王”の異名をとるM&Aの旗手である。相手の真意は、乗っ取りなのか。東京支社の北池隆史は独自の調査をはじめるが…。経営者の無念さと心の動揺。迫力の描写。清水一行の独壇場。

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