白の断層

長編企業サスペンス

光文社文庫

門田泰明

1993年12月31日

光文社

680円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

東京・日本橋に本社を構える業界最大手の信濃製薬。その役員会議の席上、ワンマン社長笹島は、ライバル社の新薬開発に関する情報を入手したと発表した。K6なる商品番号の画期的抗生物質で、人間が罹る主要感染症の六つをカバーするという。情報収集も重要な職務である研究開発本部長の広瀬は、汚名返上を期しての暗躍を始めた。熾烈な新薬開発競争を抉る。

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