仮面銀行

長編経済小説

光文社文庫

本所次郎

1997年7月31日

光文社

722円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

創業者・小桧山誠造のワンマンぶりから光和相互銀行は乱脈経営に陥っていた。さらに小桧山の亡き後、実権を握っていた“四人組”と小桧山ファミリーとの間で利権を賭けた“お家騒動”が生じる。その事実を日銀と大蔵省が察知し、光和相銀はやがて自主再建か救済合併かの道を迫られるが…。金融バブルの源を描き、激動する今日の金融システムをいちはやく捉えた快作。

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