応天門の変

傑作時代小説

光文社文庫

南条範夫

2003年2月28日

光文社

544円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

貞観八年閏三月十日、応天門が突如炎上した!平安京を揺るがす一大疑獄事件の幕開きである。大納言伴善男は、炎上を左大臣源信の仕業と訴えるが、無罪に。そして同年八月、放火犯人は善男父子であると告発する者が出現したー!?ナチスの国会放火事件との類似点から、平安期の大政界スキャンダルの謎に迫る!巨匠の縦横無尽な筆づかいを堪能する傑作時代小説集。

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