亡者の家

長編ホラー小説

光文社文庫

福澤徹三

2005年6月30日

光文社

523円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

(厭な顔の家だ)。取り立てに出向いた消費者金融の新米社員・諸星雄太は、心の中で呟いた。何の変哲もない家が放つ、得体の知れない禍々しさ。失踪した夫、妙な色気を滲ませる妻、すべての感情を喪ったかのような娘ー。悪夢はそこから始まった!諸星の周囲で一人、また一人と変死事件が起こり…。日常の裂け目から立ち現れる真の恐怖。リアルホラーの傑作。

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