十六夜華泥棒
鍵屋お仙見立絵解き 連作時代小説
光文社文庫
山内美樹子
2006年1月31日
光文社
523円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
江戸の文化が花開いた明和年間、絵師・鈴木春信の美人画に描かれ、人気者となった谷中・笠森稲荷の茶汲娘・鍵屋お仙。その美貌とは裏腹に、推理の冴えもたいしたもの。春信が描く四季折々の風物を背景に、目明かしの富蔵、飴売り土平、歌舞伎役者・瀬川菊之丞らと、下手人の背後に潜む真の悪を暴く。時代小説の新星、人情派娘捕物帳で、颯爽とデビュー。
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