ルパンの消息

長編推理小説

光文社文庫

横山秀夫(小説家)

2009年4月30日

光文社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人ー。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。当時、期末テスト奪取を計画した高校生三人が校舎内に忍び込んでいた。捜査陣が二つの事件の結び付きを辿っていくと、戦後最大の謎である三億円事件までもが絡んでくるのだった。時効まで二十四時間、事件は解明できるのか。

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書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

横山秀夫「ルパンの消息」

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0
2019年12月27日

みんなのレビュー (6)

タツヤ

(無題)

-- 2022年03月13日

前半のテストを盗むという、青春活劇のようなワクワク、 そして。後半の怒涛の種明かしのテンポ ページが進むわ、進むわ 面白かった 刑事の登場人物が多過ぎて、誰が誰だかよくわからんけど、刑事には、そんなにスポット当たってないから、誰が誰でもよかったような気がする

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古今東西の本棚

(無題)

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3.2 2022年02月25日

横山秀夫さんの処女作とは初めて知りました。最後のどんでん返しは、疑問の残るところもありましたが、読み応えのあるミステリでした。

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あおたん

(無題)

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2.5 2022年02月05日

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Readeeユーザー

若き日のイタズラ

starstarstarstar 4.0 2022年01月31日

【時効まで24時間】 十五年前、女教師が高校の校舎脇で死亡していた。 当時は、失恋を苦に屋上から飛び降り自殺したとされていた。 だが、タレコミがあった。 あれは殺しだ。と。 教え子の男子生徒三人が犯人だ。と。 「ルパン作戦」と称して深夜の学校に忍び込んでいた。 屋上から突き落として殺したらしい。と。 殺しだったとしても、明日いっぱいで時効が完成する。 時効まで24時間しかない。 普通の刑事事件でも荷が重いのだ。 まして時効まで24時間しかないとなると、できることはなら御免被りたい。 そんな短時間でホシをあげて検挙するまで、時間がどうやっても足りないからだ。 「ルパン作戦」の三人は同じ道で出会った。 同じものをながめ、同じ事件に出くわした。 あたかも運命共同体のように一つの時を共有したが、、、 今となってはその名残すらない。 当時の因縁で警察にでも呼び集められない限り、 三人が共に歩いた青い道は永久に浮かび上がらなかっただろう。 ルパン作戦。 高校生だった俺らは学校のテストを事前に知ろうと計画を練った。 彼らが出入りしていた喫茶店「ルパン」にちなみ「ルパン作戦」とした。 試験問題は前の晩に校長室の金庫に入れられる。 それを盗み出せないか? ただそれにはいくつかクリアしなければならない壁があった。 毎晩二回校内を巡回する用務員がいる。 職員室の鍵、校長室の手前の部屋の鍵、校長室の鍵、金庫の鍵。 全部をクリアしてテスト問題を手に入れる。 成績をあげるため。ではない。 テストを手に入れれるかどうか。 そのスリルを味わうための作戦だった。 順調にいっていたはずだったんだ。 あの時感じた違和感はなんだったのだろう。 順調すぎて怖いほどだった。 あのとき感じた閃光は見間違いだったのだろうか。 誰にもバレることなく作戦は終了した。 あのことを除いては。 つっぱってた俺は心機一転更し、大学へ行った。 普通のサラリーマンになって家族も出来て順風満帆だった。 なのに、、、 十五年もたった今、玄関前には警察が立っていた。 「ルパン作戦」と言われるまで忘れていた。 あんなの。ただの高校生の悪戯じゃないか。 有無を言わさずの連行になすすべもなかった。 ただただ早く帰りたかった。 だから俺が知っていることは全て話した。 けれども警察の追及はすごかった。 でも知らないことは知らない。 見たことしか喋れない。 自分が見たことはそんなに重要なことだったのか。 自分が感じた違和感がもしかしたら関係するのか。 喋れば帰れるという言葉を信じて。 ひたすら十五年前の記憶を辿った。 ただ必至で喋り続けた。 家族の待つ家に帰りたかったその一心だった。 疲れ果てた頃、突然帰っていいと言われた。 事件が解決したのか。 時効が成立したのか。 俺以外の二人はどうなったのか。 あいつらが関係してるのか? 何も聞かされないまま帰路についた。 家に帰れたら、もうそれだけで良かった。 とうの昔の事件なんてどうでもよくなった。 いま、この幸せを、手放したくなかったんだ。 あいつらから、薄情者と言われようがどうでもよかった。 自分が掴んだこのぬくもりを、誰にも奪われたくなかった。 ただただ、それだけだった。 高校生のおふざけの「ルパン作戦」から見えてくる全貌とは。 ルパン作戦と同時期に起こった三億円事件との関連性は。 犯人はいったい誰なのか。 はたまた犯人などいず、ただの事件だったのだろうか。 複雑に絡み合う謎。 その複雑な謎を解きほぐすことはできるのか!? 三億円事件とは。 「三億円事件」とは、1968年12月10日に東芝・府中工場のボーナス3億円が強奪された、戦後最大級の未解決事件。手口は、銀行から現金を運搬していた輸送車に白バイ警官にふんした犯人が接近し、「車にダイナマイトが仕掛けられているから逃げろ」と指示。車の下に発煙筒を置いてダイナマイトと信じ込ませて運転手らを遠ざけた隙に輸送車ごと奪ったといもので、犯行時間はわずか3分だった。現在の価値に換算すると実に20億円にものぼる。時効を迎えた今でも犯人は不明なままな有名な事件です。

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子丸

ミステリーというより…

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3.5 2021年12月22日

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Readeeユーザー

面白い スッキリ

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4.8 2019年03月24日
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