
日暮れてこそ
光文社文庫
江上剛
2010年6月30日
光文社
817円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
上司との軋轢から銀行を辞めた池澤に、かつて後輩だったという女性から届いたメール。しかし、池澤には香川佐和子と名乗るその女性の記憶はなかった。美しい娘とともに現れた佐和子との背徳的なセックス。人生の日暮れに待っていた「肉体の罠」が、池澤の人生を少しずつ狂わせていく。人間の弱さとは何か。ページをめくる手が止まらない、官能サスペンスの傑作。
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