なぜ絵版師に頼まなかったのか
光文社文庫
北森鴻
2010年10月31日
光文社
607円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
葛城冬馬、十三歳。明治元年生まれの髷頭の少年は、東京大學医学部教授・ベルツ宅の給仕として働くことになった。古式ゆかしき日本と日本酒をこよなく愛する教授は、比類無き名探偵でもあった。米国人水夫殺害事件、活き人形が歩き出す怪事…数々の難事件を冬馬の調査をもとに鮮やかに解決してゆく。史実を絶妙に織り交ぜながら綴る、傑作ミステリー。
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