悪魔黙示録「新青年」一九三八

探偵小説暗黒の時代へ

光文社文庫

ミステリー文学資料館

2011年8月31日

光文社

754円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

昭和十三年、軍靴の響きが高まり、文化や娯楽が規制され、探偵小説界には戦争が暗い影を落としていた。そんな時代に雑誌「新青年」に発表された赤沼三郎の傑作長編『悪魔黙示録』をはじめ、横溝正史、渡辺啓助など往時の人気作家の秀作短編と評論を厳選。世相や風俗を敏感に作品に映し出す探偵小説、その変遷をたどっていく画期的ミステリー・クロニクル第一弾。

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