フランケンシュタイン
光文社古典新訳文庫
メアリ・ウルストンクラフト・シェリー / 小林章夫
2010年10月31日
光文社
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
天才科学者フランケンシュタインは生命の秘密を探り当て、ついに人造人間を生み出すことに成功する。しかし誕生した生物は、その醜悪な姿のためフランケンシュタインに見捨てられる。やがて知性と感情を獲得した「怪物」は、人間の理解と愛を求めるが、拒絶され疎外されて…。若き女性作家が書いた最も哀切な“怪奇小説”。
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作者の類まれなる想像力と創作力に平伏す
超超有名なこちらのclassicも読んでみた。いくつか事前の刷り込みで知っていたフランケンシュタインとは、原作は少し違うことが分かった。アニメ等で書かれているあのイメージ(頭に横から釘が刺さっている)とはちょっと違う風貌なのかも。あと名前。フランケンシュタインとは、人造人間のことではなく、それを作った主の名前であったことがびっくり。 舞台も、スイス、イギリス、スコットランド、アイルランドと風景の描写も上手で、これは作者が実際に旅行をしたことも起因しているという。ストーリーに合わせて、周りの描写がよりリアルで、ストーリーだけでなく描写も楽しめるのが、この物語の魅力を増す要因ともなっている。1818年、この時代に女性が海外旅行、21歳に出版、かつテーマが人造人間という、すごいバイタリティ、才能の持ち主だったことに感嘆。
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