青き犠牲

長編推理小説

光文社文庫

連城三紀彦

2015年2月10日

光文社

594円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

高名な彫刻家の杉原完三が、自宅兼アトリエから姿を消した。一ヶ月後、完三は武蔵野の林から遺体で発見された。犯人は誰なのか。高校三年生の息子・鉄男の出生の秘密、美貌の母と鉄男の異常な関係など、杉原家の抱える歪んだ家族関係が明らかになり、容疑は息子の鉄男に向けられるが、仰天の顛末とはー。「ギリシャ悲劇」を絡めた連城三紀彦初期の傑作長編ミステリー。

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