悪意の死角

東京〜京都殺人ライン 長編推理小説

光文社文庫

深谷忠記

2015年7月9日

光文社

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

友人の藤堂純に会うため京都へ向かうとき、美緒は純の叔母・熊谷由季子を見かけた。その後、由季子が東京立川の自宅で殺害される。由季子は京都行きを否定していたのだが…。美緒が壮と共に真相解明に乗り出すと、今度は、かつて中学の教師だった由季子の教え子が殺される。ジキルとハイドの物語に閃きを得て、壮が死角に隠れた犯人の悪意を抉り出す。

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