父娘の絆
三世代警察医物語 長編推理小説
光文社文庫
新津きよみ
2015年9月9日
光文社
572円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
東京の大学病院に勤めていた内科医の望月美並は、長野県大町市で祖父のあとを継いで警察嘱託医を務めることとなった。ある日、美並に警察から検死要請がくる。遺体は、北アルプスで滑落死したと思われる男性だった。検死が終わり、死体検案書を作成する段階になって、事態は一変、事件の可能性が出てきた。いったい死因は何か。著者渾身のシリーズ、待望の第二弾。
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(無題)
シリーズ2作目。 シリーズを読み続けていこうと思うにはヒロインが魅力的なことは必須だ。美並の仕事もプライベートも今後どのようになるのか気になる。大久保刑事といい感じになるのでは、、という予想もしてしまうけど。今回は親子鑑定と認知症というテーマもはっきりしているので分かりやすくスラスラと読めた。推理小説としてはスリリングな内容とはいえないけど、より現実味のあるものだと引き込まれて読めた。次回作も楽しみだ。
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