
問題物件
大倉崇裕
2016年7月12日
光文社
792円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
大島不動産販売に入社した若宮恵美子は、前社長の遺児で難病に苦しむ大島雅弘の世話係となるも、突然異動を命じられる。そこは現社長の高丸が、雅弘を追い落とそうと画策して新設した、クレーム対応専門部署だった。途方に暮れる恵美子の前に、探偵を名乗る男・犬頭光太郎が現れて……。次々押しつけられる難題を、破天荒に解決するユーモアミステリーの傑作!
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(無題)
不動産会社の新入社員、若宮恵美子の仕事は亡き先代社長の息子のお世話をすること。難病で寝た切りの彼を排除しようとする現社長の命令で恵美子はクレーム処理担当に。居座られた部屋、借りると必ず死ぬ部屋、ゴミだらけの部屋、騒がしい部屋、誰もいない部屋などの対応をいっしょに行う探偵、犬頭。あまりにもスーパーマンな探偵の正体は? 次巻に続く。ドラマ原作だが、ドラマよりワイルドでした!
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