鹿鳴の声
隅田川御用帳(十二)
藤原緋沙子
2017年4月11日
光文社
660円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「亭主のなにもかもが嫌になった」-そう言って「慶光寺」に駆けこんできた小間物屋の女房おはつ。御用宿「橘屋」の女主人のお登勢と用心棒の塙十四郎は事情を調べるが、一向におはつが不満を持つに至った理由が分からない。しかし、おはつには人に言えない過去があったー。(「ぬくもり」)涙を堪えきれない表題作など三編を収録。著者の代表シリーズ第十二弾。
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