踊る小判

闇御庭番(七)

光文社文庫

早見俊

2020年11月10日

光文社

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

奢侈禁止令に苦しむ江戸に吉報が。締め付けの急先鋒、妖怪奉行鳥居耀蔵の行方が知れないというのだ。鬼の居ぬ間にと浮き立つ町に、盗賊・黄金党が小判を振る舞い、人々は明るさを取り戻したように思えた。しかし、その小判は贋金!闇御庭番・菅沼外記らは贋金探索の密命を受け、怪しい黄金党の正体を探るがー。鳥居の行方が絡む騙し合いの果て、最後に笑うのは、何奴だ。

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