にんげんぎらい

大西智子

2018年3月14日

光文社

1,870円(税込)

小説・エッセイ

来る日も来る日も、工場のラインで鉄板を曲げ続けるまり江。どうでもいい話題で盛り上がるパート達にも、煩わしい関係のママ友にも、怒りにも似た苛立ちを感じていた。そんなまり江の唯一の宝物は5歳の娘・咲季だけだ。この子を産んだことだけが、くだらない自分の人生の、たったひとつの功績に思える。夫は数ヵ月前、家を出て行った。理由はわからない。まり江は、咲季を寝かしつけた後、発泡酒を片手にアダルトサイトを閲覧する。自慰行為に耽る自分が、リビングの片隅に設置されたウェブカメラに映るように。この映像を、夫がどこかから見ているかもしれないと思いながらー。生々しい描写力で迫りくる、ひとりの主婦の膿んで爛れた日々。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstar
star
3.4

読みたい

2

未読

0

読書中

0

既読

4

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください