ブラックウェルに憧れて

南杏子

2020年7月18日

光文社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

医大の解剖学実習で組まれたのは、異例ともいえる女性4人だけの班だった。城之内泰子教授の指導の下、優秀な成績で卒業した彼女たちは、真摯に医療の道を歩む。医学部不正入試と過酷な医療現場。5人の女性医師がつむぐ涙と希望。-そして秘められた意外な真実。デビュー作『サイレント・ブレス』で話題の現役医師が描く切実な人間ドラマ。

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Readeeユーザー

女性へのエール

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3.6 2024年06月14日

力強さを感じる。私自身、女医さんと働くことがある。その女医さんも、こんな過去をたどってきたのかななんて考えたりしながら読んだ。どのお話も共感するところがあったり、不甲斐なさを感じたり、いろんな感情にさせられて面白かった。 認知症のお父さんの話しは、少し涙がでた。 社会で奮闘する女性医師たちの姿を通して、同じ状況で奮闘する女性も応援してくれる。 性差と仕事についても考えさせてくれる作品。仕事の男女差別がなくなると良いな、、

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