最後の願い

光原百合

2005年2月25日

光文社

1,980円(税込)

小説・エッセイ

新しく劇団を作ろうとしている男がいた。度会恭平。劇団の名は、劇団φ。納得するメンバーを集めるため、日々人材を探し回る。その過程で出遭う謎ー。日常に潜む謎の奥にある人間ドラマを、優しい眼で描く青春ミステリー。

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もこりゅう

役者として謎を解くところが面白い

starstarstarstar 4.0 2023年10月21日

 劇団φのメンバーを集めながら、そのメンバーにまつわる事件の謎を解いていく珍しいスタイルのミステリ小説。度会と風見が、主な探偵役。この二人にかかれば、解けない謎はない。その謎のとき方も、役者として謎を解くところが面白い。  各話がオムニバス形式で読みやすく、最終的なまとめの伏線ともなっているため、テンポよく最後まで読むことができた。それぞれの登場人物の「最後の願い」は、かなえられるのか。。  なんだか、読みながら、北村薫っぽいなーと思いました。光原百合、注目してみます。

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