日本(にっぽん)の衛星はなぜ落ちるのか

Kobunsha paperbacks

中富信夫

2004年2月29日

光文社

1,047円(税込)

科学・技術

有人宇宙船「神舟5号」打ち上げの成功にわきかえる中国。スペースシャトル計画において搭乗員全員の生命とオービタ(宇宙機)を失う事故を2度も起こしながら、ブッシュ大統領の「新宇宙開発計画」発表により、いままた力強く宇宙への道を歩みはじめるアメリカ=NASA。一方日本は、補助ロケット分離の失敗で発射からわずか11分後に「H-2 Aロケット6号機」を爆破したり、復旧作業に失敗して「環境観測技術衛星みどり2号」「火星探査機のぞみ」をたて続けに失ったりと、“失敗の連続”を印象づける失態を繰り返している。宇宙技術は私たち人類の生活を根底から変えうるものだけに、この事実の持つ重みは、はかり知れない。日本とその他の国との間に、これほどの差を生み出したものは何かー宇宙開発における“設計思想”Design Ideasの違いから、日本失速の原因を読み解く。

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