不滅の「役人天国」

劇撮素晴らしき公務員生活

Kobunsha paperbacks

裴昭

2005年9月30日

光文社

1,047円(税込)

人文・思想・社会

公務員は仕事もしないで毎日ノンキにすごしている…だれもがこう思っているが、それは本当なのか?そんな素朴な疑問を確かめるため、全国の都道府県庁を訪ね歩いてみたら、本当に誰も仕事していなかった!午前10時ともなれば、職員は食堂に入り、お茶に喫煙。すぐにお昼で、優雅なランチタイム。その後は、豪華な体育館でバスケやテニス三昧。もちろん、昼寝はたっぷりとって、午後5時きっかりにはいそいそと退庁…。というわけで、本書は、日本各地に実在する「役人天国」official’s paradiseの記録である。年々、マスコミの批判が高まっているgrowing criticism by the mediaとはいえ、素晴らしき公務員生活はいまだに続いているのだ。現在、国の借金our government’s deficitは、約782兆円だという(2005年6月24日に財務省発表)。もちろん、これには地方の分は含まれていない。で、それがどれくらいかというと、なんと約209兆円。地方自治体の財政は、ほぼみんな赤字。事実上、破産bankruptcyしているのだ。本当に、これでいいんですかね。

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