「一人勝ち」の経済学

選択をやめた日本人

大前研一

1999年8月31日

光文社

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

平成不況の真っ只中、一方で時代は、かつてない規模のヒット商品を生み出してきた。いわく、「売れるものはバカ売れする」「売れないものはまったく売れない」-1990年代とは、「一人勝ち」の時代とでも言うべきかもしれない。本書では、「メガヒットが生まれる背景」を分析したうえで、「メガヒットを生み出した企業(人物)は本物の勝者なのか」「メガヒットが生まれやすい社会の陥穽とは」といった問いに、明確な回答を提示してゆく。「一人勝ち」を生み出す秘訣を探る書であり、また、「一人勝ち」を容易に生み出す社会に対する警世の書でもある。

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