使用人たちが見たホワイトハウス

世界一有名な「家」の知られざる裏側

ケイト・アンダーセン・ブラウワー / 江口 泰子

2016年10月17日

光文社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

ワシントンDC、ペンシルヴェニア大通り1600番地ー6階建て、132の部屋、147の窓、35のバスルーム、28の暖炉、3基のエレベータ、4つの階段からなるホワイトハウス。第2代大統領ジョン・アダムズ以来の大統領一家が住まい、世界の多くの国賓を迎えてきたこの建物は、合衆国大統領の権力を示すシンボルである。このホワイトハウスには、執事、ドアマン、料理人、フローリストなど、100人以上のスタッフがいる。大統領は代わっても、彼らは基本的に交代しない。大統領の日々の生活を支える彼らこそ、アメリカの歴史の証人なのだ(ただし口は堅い)。膨大な数の過去・現在の使用人たち、ファーストレディ、元大統領の子どもたちへの徹底的な取材により、「家」としてのホワイトハウスの真の姿を初めて明かしたベストセラー・ノンフィクション。

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