つながりをリノベーションする時代

〈買わない〉〈恋愛しない〉〈働けない〉若者たちの社会学

田所 承己 / 菅野 博史

2016年12月22日

弘文堂

2,750円(税込)

人文・思想・社会

●当たり前の不安を生きる若者たち。 就職できないかもしれない、結婚できないかもしれない、孤独死するかもしれない…。でも、何も変わらないかもしれない。 個人化が進行した現代社会で、どう暮らし、どう働き、どう生きるのか。選択肢は無数に存在し、その判断は一人ひとりに委ねられている。従うべき慣習やコミュニティのない自由と、不安定を兼ね備えた流動化社会の中の若者たちはいま、それぞれのやり方で〈つながり〉を構築しなおす〈つながリノベーション〉の時代を生きている。 第1部 つながりをつくる  ・ソーシャルメディアと流動化する人間関係(吉野ヒロ子)  ・宗教なき世と人の「つながり」(平野直子) 第2部 働くことを考える  ・コンビニ店を支える労働(居郷至伸)  ・キャリアとしての就職と大学生活(李 永淑) 第3部 課題にとりくむ  ・地球温暖化と環境社会学(大浦宏邦)  ・情報のオープン化と境界を越えるつながり(田所承己) 第4部 地域で生きる  ・地域の活性化は可能か?(浦野慶子)  ・多様化する家族(渡辺秀樹) 第5部 常識を疑う  ・治安悪化説と犯罪不安(山口 毅)  ・労働を問い直す(佐藤斉華) 第6部 未来を問う  ・政治参加と若者(山口 仁)  ・未来の労働と人工知能(AI)(伊達康博)  ・そして、これからの社会(菅野博史)

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