大乗起信論成立問題の研究

『大乗起信論』は漢文仏教文献からのパッチワーク

大竹晋

2017年11月24日

国書刊行会

14,300円(税込)

人文・思想・社会

『大乗起信論』の素材である漢文仏教文献、同論に含まれる北朝仏教固有の学説とインド仏教教理への誤解とを逐一指摘。同論の北朝人撰述を確定し、馬鳴と真諦への仮託の経緯をも解明。『大乗起信論』の出現以来、千五百年に亙る謎であった成立問題に終止符が打たれる。

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