黒龍の柩(上)
幻冬舎文庫
北方謙三
2005年10月31日
幻冬舎
754円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
時は、幕末。時勢は否応なく男たちを呑み込んで行く。土方歳三も、人を斬りながら新選組の活路を探し続けた。親友・山南敬助の捨て身の切腹、同志・近藤勇との別れの予感。やがて土方は、坂本龍馬が暗殺の直前に語った計画に、新選組の未来と己の夢を賭ける。命を燃やしながら奔った男たちの青春群像。見果てぬ夢を謳いあげた北方版「新選組」。
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(無題)
史実に添いながらも史実とはかけ離れた荒唐無稽ともいえる物話を語る。どうも(心理)描写と台詞だけで進んでいる観がある。 山南=病気説を採っているのが斬新。土方と仲が良い点が印象に残った。
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