阪急電車

関西の沿線を舞台に、いくつかの登場人物が織りなすストーリー。一見、それぞれ単独と思いきや面白く繋がっていて、そこがそうなるのね、と繋がる部分も面白い。設定はごくありふれた日常なので、この本を読んでその中に逃避行して楽しむというより、淡々とした日常だけど、そんなこともあるかもね、みたいな感じで少しキラッとした光を見せてくれる。

映画化されたことがあったような…誰がこの人物になったのかなぁと思いながら読んだ。短編集のようで繋がっている話が大好き。おばあさんのスパッとした性格に憧れる。出てくる人はみんなすごくいい人だなぁ。電車内のずうずうしいおばさん軍団をやり込めるところは、すっきり。でもそのメンバーもみんなが同じというわけじゃないという見方もできた。

阪急電車の其々の駅を舞台とした短編が連なるオムニバス形式の小説。 各編の主人公の世界が交わっていき、綺麗に纏まっていた。 少し終盤の盛り上がりに欠けた？かも？

最初おもろいんかなって思いながら読んだけど、どのストーリーもホッコリするから読んでて幸せな気持ちになった(*˘︶˘*).｡.:*♡

阪急今津線をテーマにした連作短編集（話のつながりはかなり強めなので長編ともいえる） 有川浩か…と斜に構えて読み始めた。こういう偏見は良くないと思いつつついやってしまうな。前半はまあまあ良かったんだけど後半がベタベタでハッピーな恋愛ばかりでうんざりした。読みやすいし構成も面白いのだけどこればっかりは好みの問題だな。私は好きではない。 友達の婚約者を寝とる女、電車の中で騒いで鞄で席取りをするおばさんグループ、彼女にバカにされるとすぐ暴力をふるう彼氏。悪者の面々がわかりやすく悪で、被害を受けた方は電車での偶然の出会いをきっかけに簡単に立ち直っていく。もっと落ち込んだり泥沼になったりするとか、悪者側にも焦点を当てるとかしてほしい。（本当に好みの問題）

紀子母の紹介。 めちゃ面白かった。 ムラ遠征のおかげでちょっぴりだけ、わかる部分もあってー 阪急電車、ゆっくり乗ってみたい。 はるちゃん、いけこにもオススメしなくちゃ。

映画を先に見てからの本でした。時系列がしっかりしてて、人物がクロスしてる部分で、引き込まれてしまいます。 大阪に住んでたし、西北も馴染みのあるとこだったから、改めて読んで懐かしく感じました。

電車に乗る相手にはぴったりだった。 動揺して泣くほどの感動はないが、各章読み終わった頃にはよし、と前を向ける。

阪急今津線 宝塚から西宮北口間片道15分の電車に乗る人々を主人公に話が進む。登場人物全員、会ったことありそうな親しみを覚える。また、物語に出てくる人々が誰かを支え、誰かに支えられていく姿に心暖まる本

とってもほっこり！大阪や阪急電車の乗客たち、車中や駅ナカ、駅を出た街で色々な物語が。乗客たちのストーリーが混じり合ったり交流が生まれるのが楽しい。新しい恋が始まったり、友情が芽生えたり。すてき。 電車って確かに、本当に沢山の人が利用していて、年齢性別もそれぞれ。みんな人生にドラマがあるんだなあーなんて思った。

読みやすかった！ 人と人、駅の繋がりがおもしろいし、キュンとするエピソードも多くてよかった！

人生の栄養ドリンク、最高に元気にしてくれます。

グランドホテル方式を取っているため、読みやすい。隙間時間に読める点が高評価につながりました。

いろんな人のいろんな想いといろんなストーリーが電車には乗っていて、 お互い見知らぬ乗客がそれぞれに無意識に影響しあっていて、つながっていて、すごく素敵だった。 読み終わったとき、心がすごく温かくなった＊ 友人に借りて読んだのですが、自分用に買おうと思います＊