ドS刑事(風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件)

幻冬舎文庫

七尾与史

2013年4月30日

幻冬舎

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、詐欺師、OLなど様々で何の手がかりもない。しかし「ドS」な美人刑事・黒井マヤは現場で「死体に萌える」ばかりでやる気ゼロ。振り回されっぱなしの相棒・代官山脩介は被害者の間で受け渡される「悪意のバトン」の存在に気づくがー。最強ユーモアミステリー、シリーズ第1作。

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Readeeユーザー

犯人より怖い刑事

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4.6 2020年04月08日

タイトルとジャケでインパクト抜群、背表紙でまず気になり、表紙で購入決定(笑)ワカマツカオリさんは大好きで、ポストカード集めてるくらいで。ドエスデカって確かドラマ化 されてたよねぇ‥七尾与史‥聞いたことあるなぁ‥ああ‥このミス大賞 このミステリーがすごい #死亡フラグが立ちました の人か!!その一冊しか読んだことなかったけど、その時もタイトルインパクト抜群で買っちゃったやつ。 親の権力を躊躇なく最大限使いまくる主人公の女刑事巡査部長マヤ、死体に萌える猟奇的性格で人を貶めて楽しむのが快楽だが刑事としては一流、マヤに白羽の矢を立てられ、そのお世話係を押し付けられた巡査の代官山(通称代官様)と、一応東大のキャリア一年目警部だけど死体が苦手ドジ踏む汚れてるからと凶器を洗っちゃう天然過ぎて使い物にならないくせに精神肉体的にはタフで怒られても怪我をしてもビクともしない不死身の可愛らしい浜田くん、そんな三人が事件に挑みます。 一巻は焼死体、基本黒焦げなんで描写細かくても怖くないんですけど、2巻目は喉をかっきられる死体、描写細かい、ここまで匂いがドロドロな血が想像できて、やばいこれ気持ち悪い、と本を閉じようとしたけど、キャラが個性強すぎて後味悪いわってことにならない不思議な作家さん。マヤさんの犯人追い込むネチネチ口頭は神業と思えるくらい、いや、自分が言われたら生まれてきてすみません勘弁してくださいと口走ってしまうくらい怖いです(;・∀・) ドラマ確か#多部未華子 さんが主人公。よくこの人になんとなく性格にてるよねとう言われる私(笑)多部ちゃんは好きなので、ドラマ借りて見ようかと思いました。 本面白かったです。#一気読み でした(о´∀`о)

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