M&A世界最終戦争

日本企業の生き残り戦略

幻冬舎新書

津田倫男

2009年3月31日

幻冬舎

836円(税込)

ビジネス・経済・就職 / 新書

金融危機後、投資ファンドによる大企業の買収が激減し、世界のM&Aは「会社が戦略として他の会社を買う」正常な状態に戻った。そして訪れた急激な円高。身を縮めこの十五年間をしのいできた日本企業に、いま千載一遇のチャンスが巡ってきた。たとえば国内一位だが世界十三位のビール会社キリンは、本業以外の内外事業を次々に買収し、存亡を賭けアジア・大洋州に打って出ている。日本と世界企業の、一見、無謀にも見える行動の裏にある細心かつ周到な戦略を読み解く。

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