川を考える地名

自然地名は先祖の知恵

小川豊

1989年11月1日

山海堂

2,669円(税込)

人文・思想・社会 / 科学・技術

戦後の経済成長とともに、水辺の景観が損われてきたので、川と町の一体整備は、河川整備事業として、また都市整備の一環として、町づくりと河川空間をリバーフロントの場として上手に結びつける工夫や行動が、あちこちでシンポジウムがなされ、川との対話をよみがえらせようとしている。ところが、われわれの先人は、長い長い年月の間に、地名でそれらを表現しているのである。今、地名についての関心が高まってきつつあるとき、わたしたち河川技術屋も、河川地名と思われるものに心してみようではないか。そこには、環境とは物心一如の系であるということが見出されると信じられるからである。

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