「三国志」の世界 孔明と仲達

新・人と歴史 拡大版 02

狩野 直禎

2017年3月13日

清水書院

1,980円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

『三国志演義』という虚構のプリズムを通してしか、われわれの前に像を結ばなかった諸葛孔明と司馬仲達、そして彼らの生きた三国の時代とははたして何か?約四〇〇年もの間、中国を支配した漢王朝が音をたてて崩壊する、まさにその時が三国時代の始まりであった。それは単に、一つの王朝が倒れただけではなかった。古代統一国家が崩壊したのである。統一から分裂へ、これがこの時代を流れるキーワードであった。政治だけにとどまらず、思想・文学・芸術…本書は、孔明と仲達を軸に分裂の時代「三国志」の世界を明らかにするものである。

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