竜馬暗殺集団新装
春陽文庫
童門冬二
1996年5月31日
春陽堂書店
471円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
新撰組ー幕末の京洛を彩った剣客たちの集団。局長近藤勇を先頭に従うは土方歳三、沖田総司、永倉新八、原田左之助、山南敬助等々、いずれも一騎当千の強者たちであった。彼らが夢みたものは。それは…“城”をわが手につかむという“男の夢”であった。三条小橋畔りの池田屋襲撃に、そしてまた油小路の血闘にと、新撰組のすさまじい剣風はまき起こった。が、彼らが真にねらったのはただひとり、土佐の志士坂本竜馬であった。竜馬斬るべし。…近藤勇の悲願は火と燃えた。そのはかない“男の野望”を操った陰の人物はだれだったのか。そして、竜馬を本当に殺したのははたしてだれだったのか。-新撰組史の謎の部分を追って、童門冬二が新解釈でえぐる歴史ミステリー傑作編。
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