おとぼけ侍新装

春陽文庫

北園孝吉

1998年11月30日

春陽堂書店

513円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

江戸八丁堀の掃きだめ長屋に住む大男のひげ浪人阿部川勘蔵のところに、深海鯛平と名のる美男浪人がいそうろうにやってきた。腰の刀は竹光でも鯛平の剣の腕はすごい。阿部勘と鯛平のふたり組は、町の看板や障子の字を書きかえる字書き屋という気楽な商売をはじめた。同じ長屋に老いた浪人加山勝右衛門とその娘の美女鶴江が住んでいたが…。不運にも勝右衛門は夜道で行きあった覆面の武士の一行に切り殺されてしまった。その一部始終をみとどけたのが、二代目ねずみ小僧ことあんまの富ノ市であった…。どもりで気のいい姐御ふうてんのお吉、悪岡っ引きキズ源、深川の美妓小さん、卍どもえと諸人物が入り乱れてくりひろげる明朗時代劇!そして、主人公・鯛平の意外な正体は。

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