匂いと香りの文学誌

春陽堂ライブラリー 1

真銅正宏

2019年10月10日

春陽堂書店

2,640円(税込)

人文・思想・社会

五感のうちでも、最も記憶と結びつきやすいと云われる嗅覚。『失われた時を求めて』に代表されるように、その感覚を表現した文学作品は数多い。小説のなかの魅力的な匂いと香りを楽しむことは、読書という行為をより豊かなものにする。「におわないこと」が重視され、嗅覚を使う機会の減った現代だからこそ、香り立つ文章の楽しみ方を伝授する。

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