
居酒屋の戦後史
祥伝社新書
橋本健二
2015年12月2日
祥伝社
902円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 新書
人々がどんな場所で、どんな酒を飲むか。それらはその時代の社会のあり方を、色濃く反映する。家庭でビールを飲み、行きつけの店でウイスキーのボトルをキープする。そんな姿はいつごろ定着したか。また、戦後のヤミ市からチェーン居酒屋の勃興に至るまで、居酒屋の形態はどのように変わってきたか。そこには「一億総中流」と言われるまでの、日本社会の歩みが反映されているのだ。そして今、再び格差社会が訪れ、酒の飲み方にも影響を及ぼしている。戦後七〇年を経て、「酒と居酒屋」という一風変わった視点から、日本社会の変遷を振り返る。
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おーちゃん
酒の文化
酒好きにはおもしろい。闇市などは想像できない部分だが、文章を読んでイメージが膨らんだ。東京の話は読み飛ばしたが、大手チェーン店の話などもあり、読んだあとにどぶろくやウイスキーを飲みたくなった。
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