警視庁幽霊係と人形の呪い

長編ミステリー

Non novel

天野頌子

2009年9月30日

祥伝社

900円(税込)

小説・エッセイ / 新書

幽霊係二代目登場ー?柏木雅彦、大喜びで御役ゴメン!?「幽霊が見えるんです!」柏木雅彦警部補を訪ねてきた青田刑事はそう切り出した。マンモス団地のボヤで亡くなった人の霊が見えるらしい。警視庁特殊捜査室で幽霊の事情聴取を担当する柏木は、この若い刑事を鍛えて自分の任務を押しつけようと考えた。気弱な柏木にとって霊のお相手はとかく苦労が絶えないのだ。早速、現場を訪れるが亡くなった老婦人の話から火事に不審な点が。物の記憶が読める高島佳帆警部に協力を仰ごうと、現場に残された市松人形を持ち帰るが、それは恐るべき力を持っていた…。

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