甘い声

肉の物語

ノン・ポシェット

田中光二

1992年4月1日

祥伝社

555円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

暗闇の部屋のなかで裸で男を待つという興奮が、しとどに彼女を濡らしていたらしい。敏感な隆起を舌で捜し当てて愛撫してやると、ついにこらえきれなくなって来たらしく、みじかい声を発した。澄みとおったソプラノだ。(「甘い声」より)。漆黒の闇の中で、顔も名前も知らない女の“美しい声”に官能の極みを発見する表題作を始め、女性の深淵を探る著者初の官能傑作集。

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