兵は詭道なり

「孫子の兵法」を大成した男・孫〔ヒン〕伝

大久保智弘

1999年9月30日

祥伝社

1,870円(税込)

小説・エッセイ

斉、韓、魏、趙、燕、秦、楚の戦国七雄が覇を競う古代中国。戦場を眺め、その帰趨を見抜く青年がいた。名は孫賓、斉・梁山泊の出で、兵法書『孫子』を残した孫武と同じ謎の一族・孫氏の者であった。戦塵の中、孫賓は同じく兵法を学ぶ〓涓と知り合う。やがて戦火に見舞われた故郷に戻り、焼失した兵法書の修復に着手した孫賓は、孫一族が背負った秘密を知る。そんな時、今や魏の将軍となった〓涓に招かれた孫賓は、彼の才能を恐れる〓涓に裏切られ、〓刑によって両脚を失ってしまう。罠に陥ちたことへの自戒を込め孫〓と改名した彼は故国斉の軍師となり、〓涓への復讐を誓った…。天才軍師の生涯を通し、兵家の聖典『孫子の兵法』成立の謎に迫る歴史巨篇。

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