すべてのドアは、入り口である。（現代アートに親しむための6つのアクセス）

現代アートについて勉強しようと思い、手にした本。現代アートの歴史から著名な現代アーティストの紹介まで原田マハ氏と高橋瑞木氏の対談形式で綴られている。近代絵画の知識も織りまぜつ、アーティスト名やムーヴメントの説明も会話の中に多多出現し、非常に入りやすい"入り口"の本となっていた。図版が少ないのが残念であるが、それは派生して自分で調べるべきとも感じた。 ただ、かなり易しい文章と内容になっている。そのため、後半の二人の旅行のような部分は読まずに終えた。読むのに何日もかけてしまいなんだか悔しい。アーティスト紹介編は、自分の無知を恥じたが抑えておくべきポイントを知れてよかった。しかしそれでも読後の印象は「小学校低学年向け・現代アート単語帳」