
戦国城と合戦知れば知るほど
二木謙一
2001年5月31日
実業之日本社
1,540円(税込)
人文・思想・社会
本書は戦国の城と合戦を、四つの視点から取り上げる。第一章では、戦国から天下統一期における八大攻城・籠城戦を選び、勝利をもたらした名将たちの戦略・戦術を分析。第二章では、信長の安土城、秀吉の大坂城などの斬新で巨大な城の秘密を探り、また家康が諸大名を動員して行なった「天下普請」の意図などを明らかにする。第三章では、長宗我部元親・龍造寺隆信・羽柴秀長・石田三成・真田昌幸ほか、各地で行なわれた攻防戦に目を向け、勝者と敗者の条件を考え、第四章では、北条早雲・北条氏康・毛利元就らの奇抜な奇襲戦法をはじめ、戦国の攻城・籠城戦で行なわれた謀略・大量虐殺、そして無惨な人質や女性の悲劇など、城と合戦の舞台裏に目を向ける。
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