良い占領?
第二次大戦後の日独で米兵は何をしたか
スーザン・L・カラザース / 小滝 陽
2019年9月24日
人文書院
4,400円(税込)
人文・思想・社会
戦後のアメリカは、日本とドイツで行った自らの統治政策を「良い占領」のモデルとみなし、イラク占領等を正当化する材料として長く利用してきた。だが勝者による征服は、本当に「平和」と「正義」の実現を意味していたのか。兵士たちが残した手紙や日記を辿り、性・階級・人種をめぐる軍政下の実像に迫る労作。
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