テニス上達book

錦織圭 US Open決勝進出！。このビックニュースに心動かされたのが、本書を読むキッカケになったのではない。私はそれほどミーハーではない。そんなことは、断じてない。ウーン、ないと思う。 それはさておき、やはり何事にも基本があり、セオリーをしっかりと身に付けることが大事であることを再認識した。先ずは基本中の基本、グリップである。昔、軟式はこう、硬式はこう、と教わり、そのグリップでやってきたが、これではスピンのきいた強い球は打てないんだそうだ。なるほどね、どーりでイメージ通りの球が打てなかったはずだ、と目からうろこが落ちるような思いである。 これは一例であるが、この他、本書に述べられているストローク・サーブ・リターン・アプローチショットに関してのさまざまなコツは実戦で役立つものばかりである。 技術書と言えば、一通りのショットを満遍なく解説しているのが一般的なのに対して、本書は実戦に即して重要なショットを重点的に解説している。また紹介されているコツもあくまで実戦に役立つ独自の内容である。 僕の場合は試合に勝つ事よりも健康のために週に一度テニスを楽しむことが目的なので、まあ、余りギスギスすることはないが、ともにプレイする仲間に迷惑にならない程度には技術を磨かなければと思う。